2009年11月17日 第三勢力の足音...

 2ヶ月以上も続いてきた世界大戦は、二大勢力とその周辺ギルドに激しい戦闘と同時に、絶え間ない緊張と疲労をもたらしてきた。「君は、アルティメット銀河帝国、どちら側だ?」といったSaerum全地域におよぶ無言のプレッシャーは、その選択の単純さの故、各ギルドの主体性を失わせ、平面的で画一化された日々の活動を強いてきた。
 そんなある意味閉鎖的な雰囲気を打破しようとする、自由を求める動きがあらわれたのは当然のことかもしれない。いくつかのギルドの中で方針として、中立だけにとどまらず、第三の勢力として、またそこへの参加を標榜するギルドがでてきた。
 特にそのうちの1つ、今回ギルドランキングを大幅に上昇させた特務機関NERV-SWは、その名が示すとおり、アルティメット側に属していたSW(SouthWest)からの移民により一気に10位以内へと進出したものであり、二大勢力の一つから流れ出たという点で注目される。なおSouthWestに関してだが本日をもって解散することが告知されている。
 第三勢力が確立されるかどうかは、大戦へのかかわり方、攻城戦のおもわくをはらんだものになり、長い期間と紆余曲折が予想されるが、余談記事のサイクル論で観測した、新たなサイクル開始の兆候としても注目していきたい。