2009年12月22日 アルティメット解散

 昨夜アルティメットが解散した。長きに渡ってSaerum地域に君臨し、多大な影響を与えてきた大ギルドの名は遂に消えた。この出来事に対してSaerumに住む者の心にはさまざまな思いが去来するであろう。
 さてこの結果、第一次世界大戦は終結したのかというとそうではないようである。旧アルティメットのギルマス王妃ルナ・マリアを冠したまま戦闘ギルド born_to_die (「生まれながらの殺し屋」とでも訳しておく)が設立されているが、彼らは既存の外交関係の破棄を宣言している。
 通常の国際慣習からいうと、いったんアルティメットまたはその後継政府によって、正式な停戦が結ばれ終戦手続きが行われるべきであるが、現時点ではどちらにおいても外交交渉が成り立たない異常事態となっている。
 このままだと古くはペルシヤやローマ時代、近代史にもときたまみられる、混乱時における軍事指導者によるクーデータに近いものが起きたのではと思わざるを得ない。個人的には一時代を築いた大ギルドの名誉のためにもいったん正式な終戦を締結して、新規にスタートされることを願いたい。
 
 最後にこれまでたびたび言及してきたサイクル分析を、エリオット波動にあてはめてみよう。現在はサイクルの最終波動が進行しているとみているが、今回のアルティメット解散は最終局面らしい出来事である。この仮説ではサービス開始後212日目の1月16日をもって、次の新しいサイクルがスタートするとみているが、奇しくもこの日の前後に攻城戦が予定されており、動向を注目したい。


(図中の日付については余談または最近の記事を参照のこと)